DS版ドラゴンクエスト6 低レベルラスボス撃破

  はじめに

DS版ドラクエ6のデスタムーアの低レベル撃破をしてみよう! と思ってみました。DS版はSFC版と違い、モンスターを仲間にすることができなくなってしまっており、またほかにも細かいものから致命的なものまで仕様変更が腐るほどあるのでSFC版の戦術をそのまま流用することはできません。特に第3形態は大きく変わります。

実はやろうと思い立ったのは5年も前のことなのですが、色々あって放置していたので今更の達成となっています。

 

10/16追記:まだ戦術が固まっていなかった頃の話も混在しており、重大な誤記述が多かったので書き直しました。

  ルール

1.拾い食いルール

2.クリア後要素禁止

3.すれ違い通信禁止

4.「メガザル」、「メガザルダンス」、「メガザルのうでわ」禁止

5.「しょうかん」禁止

 

まあ、普通の条件ですね。

DS版では人食い箱、ミミック、ツボックがそれぞれ素早さの種、命の木の実、守りの種を確定ドロップするようになっています。これによりこちらの耐久力がかなり増しています。特にミミックなんて世界に7匹もいるので命の木の実もそのまま7個増えています。これはHP42に相当します。

 

拾える種、木の実は命20、不10、力11、守12、素11

  パーティー選定

とりあえずパーティーを選定する必要があります。低レベルクリアなのですから、なるべくレベルの低いキャラを使うのは当然でしょう。キャラのこの時点での最低レベルを低い順に並べるとこうなります。

 

Lv.1:ピエール、ぶちすけ

Lv.2:バーバラ

Lv.3:主人公orハッサン、キングス

 

普通に考えるとピエール、ぶちすけ、バーバラの3人は外せません。ここに4人目を入れるとなると間違いなく能力値が圧倒的に高いキングスを入れることになるでしょう。ただ、キングスはHP150もあり、これに拾える命の木の実20個を全てつぎ込み更にドラゴン職に就かせるとHP351になります。いくらなんでもこれは高すぎでしょう。インパクトも一気に下がってしまいます。

 

……というわけで目標はバーバラ2、ピエール1、ぶちすけ13人での撃破に決定。ルイーダに預けられない主人公を入れての3,2,1,1撃破も妥協案として考えられるかなあという感じです。実際には2,1,1で倒してしまったので主人公は馬車内で棺桶。

  キャラ特性

・バーバラ

HP60 MP65 13 15 35

全体的に能力値が高いです。さすが他2人の2倍のレベルを誇るだけはあります。3人中最もHPが高いのですが、メタルキングシリーズが装備できないから紙耐久。

MPが非常に高いので不思議な木の実なしでも呪文特技を乱発できるのが強みです。また、山彦の帽子を装備できます。

素早さが35と高めなので、素早さの種を投与して星降る腕輪を装備させれば先制にも期待できます。

実は3人中最も攻撃力が高くなるのが彼女で、力の種12個+ドラゴン★8+グリンガムの鞭+力のルビーで攻撃力243となります。これでデスタムーア第3形態の両手にバイキルト正拳突きを叩き込めば306ダメージ! ……がギガスラッシュよりも弱い。合掌。

 

・ピエール

HP40 MP6 44 45 20

Lv.1とは思えないほどの能力です。耐性はヒャド炎吹雪が素通しですが、それ以外はメラ3/4、イオ2/5と割と優秀。でもその耐性、あんまり活かされなかった(

山彦の帽子が装備できないので火力では他2人に劣ります。力が高いのですが、力のルビーも装備できないので実はバーバラよりも最大攻撃力が低いです……。

敵の攻撃に耐えるのが主な役割でしょう。

 

・ぶちすけ

HP5 MP0 8 5 3

もうちょっと強くてもいいと思うんですよ。Lv.1というただそれだけの事実でメンバー入り。山彦の帽子が装備できます。

……が、DS版最大の謎仕様として、素の最大MP0のキャラには不思議な木の実が使えません。つまりこいつは不思議な木の実を食べさせようとしても愚直に最大MP0を維持しようとしやがります。一応賢者★8にすればMP20されて何とか呪文が撃てるようになります。……が、所詮は20。消費MP半分もついているとはいえ、山彦メラゾーマ4発でガス欠し、ジゴスパークなんて1発しか打てません。ひどすぎる。

 

・主人公

ルイーダに預けられないので馬車内で棺桶。レンジャー★8にしておけばほぼ確実に1逃げできるので道中で輝く。

  熟練度稼ぎ

賢者の湖でイベント戦闘になるデビットという敵は経験値0で何度でも倒せる唯一の敵です。こいつを利用すればLv.1を維持したまま熟練度が無限に稼げます。

具体的にはレベルを上げてバトルマスター★8にしたテリー、アモス、ハッサンあたりで狩りまくる。低レベルキャラたちは馬車内で待機させればOK

今回必要なのは勇者★8、魔法戦士★8、パラディン★6、ぶちすけには追加で更にドラゴン★8といったところ。つまりデビットを3445回倒す必要があり、1回につきおよそ1分半かかるので86時間かかります。

とか言って、ぶちすけはLv.2になるまでの経験値が1103と結構高いのでライフコッド周辺でぶちスライム単体を狩ることで時間短縮になります。

 

デビット狩りが終わった時点でゲーム内プレイ時間は95時間。もう二度とやらねえ。

  能力値

命の木の実は耐久役のピエールに全投与といきたいですが、深い事情があってバーバラにも3つ投与。不思議な木の実はぶちすけが食べてくれないので仕方なくピエールに全部。

力の種は全部バーバラに、守りの種は全部ピエールに、素早さの種は全部バーバラに。

現職はピエールとバーバラを勇者にし、ぶちすけは賢者にします。あと主人公はレンジャー★8にして楽にデスタムーアのところまでたどり着けるようにします (デスタムーア城では中断できない)

レンジャーの職業効果は馬車の外にいないと発動しません。また、馬車の外にいても死んでると発動しません。とはいえ道中の敵は主人公を外に出せば7/8もの高確率で1逃げができますから、圧倒的に楽になります。ラストの戦闘で主人公仁王立ち、ピエール大防御などで主人公を殺せばOK

 

名前

レベル

HP

MP

バーバラ

2

85

111

195

190

136

ピエール

1

156

101

178

375

20

ぶちすけ

1

4

20

5

57

3

 

名前

装備

持ち物

バーバラ

グリンガムの鞭、ドラゴンローブ、水鏡の盾、山彦の帽子、星降る腕輪

疾風のリング、力のルビー、祈りの指輪2、世界樹の葉3

ピエール

メタルキングの剣、メタルキング鎧、メタルキングの盾、メタルキングヘルム、金のブレスレット

祈りの指輪2、世界樹の葉5

ぶちすけ

身かわしの服、山彦の帽子

祈りの指輪2、世界樹の葉7、時の砂

 

こんな感じ。バーバラのHP85が何を意図しているのか、勘のいい人はわかるでしょうか。

  デスタムーア1

HP2000 290 250 150 12回行動

A (火炎を投げる or 凍てつく冷気) (打撃 or 強打) (マホカンタ or B)

B (猛毒の霧 or 凍てつく波動) (イオナズン or 念じボール) (瞑想 or A)

 

・攻略法

DS版では瞑想はHP1/3を切らないと使ってきません。勇者職で凍てつく波動やギガスラッシュも覚えているのでマホカンタもさほど脅威ではない。ということはアストロンしつつ安全なターンを見計らってゆっくり削っていくという戦い方でも何とかなりそうな気がします。何とかなりそうな気がするのですが、実際には何とかなりません。問題は行動飛ばし。

例えば猛毒/波動の時、こちらに補助呪文がかかっていなかったらどうなるのでしょう。SFC版だと波動を選択した場合、再抽選されて必ず猛毒が選択されました。DS版は波動を選択したらローテーションをスキップして、イオナズン/念じボールから再抽選されるのです! これは大変です。マホカンタ、波動、瞑想の3つは条件次第で飛ばされる行動なので、100%安全なターンというのは存在しないのです。

 

SFC版の仕様のままだとしたら打撃/強打のターンは2回行動されてもマホカンタ猛毒のどちらかしか来ないので少なくとも死の危険はありませんでした。DS版だと例えば敵にマホカンタがかかっている時に行動してしまうと、いきなりマホカンタ飛ばしからの炎の玉の直撃を食らう可能性が高いのです!

 

とはいえ、打撃/強打のターンが最も安全なのは事実です。結局このターンに行動するしかありません。まずは敵にマホカンタがかかっていない状態で打撃/強打のターンを待ちます。そこで……

 

バーバラ:山彦メラゾーマ ぶちすけ:山彦メラゾーマ ピエール:仁王立ち

 

とすれば1ターンで760ダメージが蓄積します。ピエールが打撃ダメージを受けますが勇者の自然回復があるので大丈夫。猛毒はピエールには必中なので実に鬱陶しいですが、それのせいで死ぬシチュエーションは考えづらいので放置しておきます。勇者の自然回復では回復しきれませんが、とにかく速攻で倒すことが重要なので、ダメージを残したまま戦います。

運悪くマホカンタされたらぶちすけが (先制されたらバーバラも) 死にます。このときは頑張って時の砂を使ってやり直します。

一番やばいのは2回行動で、波動飛ばしで念じボールを食らった場合です。この確率は1/16なので来たら運が悪かったと思って砂。イオナズンが来ても相当脅威ですが、ピエールが死ぬだけなのでほぼ確実に砂でやり直せます。

 

2回目はバーバラがメラゾーマの代わりに、力のルビー装備で凍てつく波動を打ちます。というのも攻撃を4発撃つと敵が瞑想を使い始めるようになって、MPが無駄になることが多いからです。このときは2回行動マホカンタでも問題なく生き残れるので、突破率は7/8と高くなります。

 

あと、3人並べてアストロンなんてしていたら波動イオナズンを決められるとぶちすけが死ぬので、基本はピエールかバーバラ単騎でアストロン。波動念じで死にますが、そういう時も砂。

 

こんな感じで山彦メラゾーマを3回決めたら、マホカンタされないことを祈りつつ次もバーバラが山彦メラゾーマ、ぶちすけはギガスラッシュ。とりあえずこれでぶちすけはマホカンタの脅威に怯えることなく攻撃を叩き込めます。バーバラも1/3程度で先制できるので、この場合はマホカンタされても大丈夫。これで1900ダメージ。少し足りないですが、あとはピエールとバーバラで捨て身をすれば倒せます。

 

砂はやはり打撃/強打を待って仁王立ちの陰から使えばかなり高い確率で成功します。素早さの高いバーバラに持たせるべきかもしれませんが、持ち物を圧迫するので没。

 

まあ、こんな感じで戦えば第1形態には割と高い確率で勝つことができます。成功率だけで見ると1/3程度と割と低いのですが、砂でやり直せる確率が高いので実際に負けることはそうそうありません。

 

まとめると

・瞑想は使わせないように火力を調整しつつ速攻で倒す

・敵にマホカンタがかかっておらず、かつ打撃/強打のターンが来るまで単騎でアストロン

・来たら、ぶちすけがメラゾーマ→メラゾーマ→ギガスラッシュ、ピエールが仁王立ち。バーバラはメラゾーマ→波動→メラゾーマと行動。波動を打つときは力のルビーを装備して素早さを落とす

・死者が出たら打撃/強打のターンに仁王立ち時の砂でやり直す。2人死んだらマホカンタ/Bへのターンに世界樹の葉or時の砂

・攻撃ターンを3回凌いだらバーバラが力のルビーを装備して、全員で捨て身

 

・反省点

3回目の攻撃はバーバラもギガスラッシュにするべきだった。MP10の違いは重いと言えばそうだが、第2形態でのバーバラはMP回復のチャンスが豊富なのでここはリスクを冒してメラゾーマを打つべきではない。

  デスタムーア2

HP3000 410 300 90

A:打撃、突進、スカラ、大防御、B

B(ルカナン or バイキルト) (回し蹴り or 疾風突き) (灼熱 or A)

 

・攻略法

とりあえず山彦メラゾーマを8発当てれば勝てます。スカラ込みで守備力500となって、捨て身が通らないので第1形態でやったようなちょっと足りないところで先制撃破はできません。でも素早さがバーバラ136に対しデスタムーア90なので9割方先制が期待できます。

 

さて、DS版ではSFC版にあった「世界樹の葉オートターゲット」がありません。つまり常に突進による突然死の危険に晒されるうえ、大防御で山彦メラゾーマが無駄打ちになる可能性も高いAパターンで戦うのは無謀。というわけでBパターンで戦うことになります。

一番安全なルカナン/バイキルトのターンのみ行動し、後はアストロンで避ける……というのが理想なのですが、今回は勇者職というわけでアストロンの消費MP2.つまり祈りの指輪1回がアストロン12.5発分。これでルカナン/バイキルトのみを待ち続けるのは無謀なので灼熱/Aへのターンにも危険を冒して行動する必要があります。

 

とりあえず灼熱のターンはこのように行動します。

バーバラ:祈りの指輪 ぶちすけ:世界樹の葉 ピエール:仁王立ち

 

ピエールは灼熱1発に耐えるので、灼熱のほうが来たならば絶対安全です。Aに戻られると危ないのですが、打撃1発とかなら問題はなく、突進とかが来ても大抵は死者1人でなんとか抑えられます。

バーバラは山彦メラゾーマよりも祈りの指輪を優先します。というのも、Aに戻って大防御で山彦メラゾーマが無駄打ちになる可能性があるため。MPが満タン近くない時は祈りの指輪を使うようにします。また、ここでのMPチャージがあるのでアストロンは基本的にバーバラが唱えることになります。

必要に応じてバーバラとぶちすけの役割を交代します。というかぶちすけはそもそも第1形態撃破時点でMP0になっているはずなのでまず祈りの指輪でMPをチャージすべきなのはむしろこいつです。

 

 

ルカナン/バイキルトのターンは安全策を取るなら

バーバラ:自由行動 ピエール:世界樹の葉 ぶちすけ:仁王立ち

 

という感じになります。2回行動で回し蹴りが来てもピエールならば耐えるのでこれで100%安全です。しかしここは敢えて

バーバラ:自由行動 ピエール:自由行動 ぶちすけ:仁王立ち

 

とします。つまりぶちすけの死亡をケアしない代わりに、行動回数を1回増やすことを狙います。こちらが攻撃や祈りの指輪に充てる行動数を2倍にすることで戦闘時間の短縮を狙うわけです。さっきも述べた通り、今回はアストロンの消費MPが意外と重いので、長期戦になるとMPがゆっくりと減っていってそのうち灼熱/AへのターンにA2回行動されるなどの事故が起きて敗北は間違いありません。行動回数を2倍にするメリットは非常に大きいのです。そもそもピエールは灼熱のターンに自由行動はできないのですから、MP回復のチャンスは唯一ここのみです。ここを無駄な世界樹の葉で行動を消費するのは避けたいです。

攻撃するなら山彦メラゾーマかギガスラッシュです。ギガスラッシュの消費が20と重たいので、ピエールはMP回復のチャンスが少ないことも考えるとアストロンを唱えてなどいられないです。アストロンはぶちすけかバーバラが使うようにしましょう。

 

さて、死者が出た場合の対処ですが、大抵死んでるのはルカナン/バイキルトのターンに放置されたぶちすけです。これを蘇生するにはやはりルカナン/バイキルトのターンを待つのが良く (つか他のターンは危なくて行動してられない) 、アストロンで待ち続けていざ目的のターンが来たら

 

バーバラ:大防御 ピエール:世界樹の葉

 

として蘇生を試みます。2回行動で疾風突きをピエールに打たれる (10) 以外は全て耐えきれるので、実に90%の確率でぶちすけの蘇生に成功することができます! このように高い確率で蘇生ができるというのもぶちすけ放置という思い切った行動に出られる理由です。

灼熱ターンで打撃+突進を打たれるなどで死者が2名出てしまったら、ルカナン/バイキルトのターンに1回行動を祈って葉。このときは全滅する可能性が高く、負けるとすればここです。またぶちすけともう1人のみ生存などというときもぶちすけが大防御しても何も耐えないので1回行動を祈ることになります。要はぶちすけ以外は死んだらやばいってことです。

 

なお、全然灼熱でターンが終わる気配が見えず、MPがやばい時は緊急的に灼熱/Aへのターンにピエール単騎で世界樹の葉を使うという荒業も考えられます。この場合58%の確率で蘇生成功、その他は死亡というかなり危険なギャンブルとなりますが、背に腹は代えられないので仕方ありません。これでもしピエールが死んだらほぼ敗北確定でしょう……。

まあ、そんな事態になることは稀です。大抵はなんとかぶちすけの蘇生に成功して、立て直せます。こんな感じで山彦メラゾーマとギガスラッシュを計7回当てます。

 

攻撃を7回当てたらまずは全員のMPをチャージします。その後ぶちすけがマホターンを唱え (マホカンタはNG) 、回し蹴り/疾風突きのターンを避けてバーバラが先制山彦メラゾーマを決めて勝利となります。疾風突きを避けているとはいえ、まだ敵の大防御+αが怖いのでこのときはピエール:大防御、バーバラ:メラゾーマ、ぶちすけ:馬車とするのが良いです。これでも大防御+突進を食らうと死ぬのですが、その時はまた頑張って立て直します……。

 

かなり危ない橋を渡る戦いですが、実は7割くらいは勝てます。ただ、長期戦となり、ここまでで20分以上は軽くかかります。

 

まとめると

Aは全部アストロンで回避。Bで戦う。

・ルカナン/バイキルトのターンはピエールを2番目、ぶちすけを3番目にして自由行動×2、仁王立ち

・ただし終盤安定を取りたいときは自由行動を片方世界樹の葉にする

・灼熱/Aへのターンはピエールを3番目にして仁王立ち。他2人は世界樹の葉+自由行動

・ぶちすけが死んだらルカナン/バイキルトのターンに大防御+世界樹の葉で立て直す

・バーバラやピエールとかが死んだ場合はルカナン/バイキルトのターンに1回行動期待で2人がかりで世界樹の葉を使う

・あと1発まで追いつめたらMPチャージ→ぶちすけがマホターン→疾風突きを避けてバーバラが先制山彦メラゾーマ

 

・反省点

バーバラが腕輪つければ9割先制するんだから普通に腕輪つけて先制期待で動かすべきだった。動画見ればわかると思いますが、最初ぶちすけが祈りの指輪使うときにバーバラの葉が先制したら困るので力のルビーに換装。それはいいのですが、その後永遠に力のルビー装備で戦ってます。無能。

灼熱のターンにバーバラが殺されても先制で何かはできましたし、ピエールが殺されても先制で葉を打つことで2回行動されてもどちらかは生き残ることができてチャンスを増やすことはできたはず。

ともあれ、腕輪装備なら蘇生チャンスも行動チャンスも増えるので勝率は更にあがります。第3形態の勝率が破壊的なので第2形態までは軽く流したいところ……。

  デスタムーア3

本体

HP2500 340 120

A:妖しい瞳→おぞましい雄たけび→メラゾーマ→凍てつく波動→凍える吹雪→Bへ 1回行動

B:メラゾーマ、イオナズン、火柱、マダンテ、祈り、Aへ 12回行動

 

みぎて

HP1700 330 180 70 1回行動

打撃、正拳突き、叩きつけ、凍てつく波動、ベホマラー、ザオラル

 

ひだりて

HP2000 270 180 180 1回行動

打撃、強打、叩きつけ、ザオリク、追い風

 

・攻略法

DS版では「凍れる時の秘法」が使えないので先のデスタムーア12が茶番に見えるほどの超強敵です。つまり左手、本体、右手の攻撃を全て甘んじて受けて耐え、そして攻撃を叩き込まねばならない、死闘です。

 

まずは軽く考えてみましょうか。

妖しい瞳は仁王立ち無視でどこに飛ぶかわからない、おぞましい雄たけびは論外ということでこの2つはとりあえずアストロンで避けるとして、3ターン目、メラゾーマのターンからが勝負です。ここは本体の行動が最も緩いターンであるため、ここを何とか生身で耐えておきたいところです。つかここが耐えられなかったらどこも耐えられないです。

 

さてさて、とりあえず山彦スカラをかけたピエールが仁王立ちすれば安心…… というわけではないです。残念ながら。

問題となるのは左右の手が放ってくる叩きつけ。これは打撃/2150という大ダメージを与えてくる超強力な攻撃です。しかもこれは仁王立ちを貫通します! つまり守備力をいくら上げても150ダメージを食らうということです。こんなもん食らったら死ぬに決まっていますし、3人いても危ういこの戦闘において1人死ぬことは間違いなく敗北を意味するので叩きつけが来たらその瞬間ほぼ終了です。

更に追い打ちをかけるように、右手の凍てつく波動も来たらピエールのスカラが剥がれて終了です。そして右手は叩きつけ37%、波動29という恐るべき行動確率が設定されているため、実に2/3の確率で全てが終わります。いや、それだけで済めばいいのですが、実際には左手の叩きつけも1/4の確率で飛んできます。ということは最終的な突破率は3/4×1/31/4……。

 

あまりにも厳しすぎます! 耐えなければならないターンはこの1ターンのみではないのです! 両手計3700HPを削り切るには1ターンでは到底足りません! 仮にこれを4回迎える必要があると仮定すると、それだけで勝率は1/256となります……。

 

そしてもっと大変なことに気付かねばなりません……。4ターン目は本体の波動でピエールのスカラが消え去ります。このターンはピエールを引っ込めてアストロンしたとしても右手の攻撃がこちらを強襲してほぼ確実に死者が出るためアストロンするという選択肢はあり得ません。つまり本体の波動ターンは生身で耐えることになります。ピエールのスカラが消えた状態で右手の正拳突きを受けると叩きつけに劣らない大ダメージ (145くらい) を受けて終了です……。

 

一応、右手の波動決め打ち (仁王立ちしてるから他2人は本体の波動で補助が消えず、右手が更に波動を打つ可能性がある) でぶちすけが山彦スカラをピエールに唱えてスカラを繋げるという方法も無くはないですが、さっきも言った通り波動の確率は29%。打撃なら耐えられるのですがそれを合わせても42%となり、結局突破率は著しく低いです。1人死ぬとほぼ終了という状況で、撃破までに叩きつけが来ない確率……。どう考えても無謀です。

 

 

……とりあえず軽く見てみた感じでは、どうも3人での撃破は無理そうな気がしてきます。しかしここで諦めてはいけません。今度はもっと深く突っ込んで考えてみることにしましょう。

 

 

 

とりあえず、どんな攻撃をどれくらい叩き込めば両手が潰れるのかを考えてみましょう。こちらが使える強力な攻撃を列挙してみます。消費MPは左がピエールやバーバラのもの、右が賢者で消費MPが半減しているぶちすけのものです。

 

山彦ギガデイン (消費15/7) 単体400

ギガスラッシュ (消費20/10) 単体380

山彦イオナズン (消費15/7) 280、左210

山彦メラゾーマ (消費10/5) 単体。右なら380、左なら285

ジゴスパーク (消費25/12) 左右250ずつ

輝く息 (消費0) 左右220ずつ

 

以上がとりあえず攻撃手段の候補です。輝く息は威力的に劣るので要らないように見えますが、最大MP20しかないぶちすけは景気良くジゴスパークなんて放てないので消費MP0というのは非常に重要です。ただ、左手は追い風を持つので一発限りとなりますが……。

 

さて、セオリーとしてはまず左手を速攻で落とすことになるでしょう。しかし最も単発威力の高い山彦ギガデインですら5発撃たなければ左手は落ちません。あくまで5発打った平均ダメージが2000なので5割の確率で6発目が必要になります。そして、もし左手を頑張って落としたとしてもDS版では右手が左手にザオラルを使うので、あっさり生き返って終了という事態に陥る可能性が高いです。

左手がいないのだから攻撃が緩くなって何とかプラスの効果があるのではないだろうかという声もあるでしょうが、そもそも左手は右手よりは脅威度はかなり低いのです。何故なら右手は叩きつけの確率が高いだけではなく、波動を使ってきますし、波動後は攻撃力330での正拳突きの時点で十分に即死級です。つまりザオリクを持つ左手から先に倒さなければならないのに、早急に始末する必要があるのはむしろ右手のほうなのです。

右手は左手が倒れたらザオラルに手数を割くのだから失敗さえすれば攻撃はかなり緩くなるという見方もありますが、そもそも左手を落としたから次のターンからさあ右手を攻撃しようということにはならず、まずアストロンで安全なターンを待つ必要があるので、悠長にアストロンしている間に大抵は生き返ります。ちなみに期待値では6ターン経過したら左手は生き返ります。ザオラルが来ないなら来ないで、それは他の強烈な攻撃を抑えられていないということになって死にます。

 

結局両手をほぼ同時に落とすしかなさそうです。消費MPのことも考えると、一番ダメージ効率がいいのは山彦イオナズンであると言えます。ところがこれはよりHPの高い左手に耐性があり、これを連打していると右手が先に倒れてザオリクされるので適宜ジゴスパークや山彦ギガデインでダメージを押す必要があります。両手のHPの合計が3700で、一発で計500まで与えられることを考えると、最低でも8攻撃する必要があるということです。以上を踏まえて、各ターンの行動を考えてみましょう。

 

 

・メラゾーマのターン1回目

さっき軽く考えていた時はピエールに仁王立ちをさせていました。しかしピエールに仁王立ちをさせるのは実は悪手であると言えます。さっき述べた通り、仁王立ちをしても突破率はわずかに1/4.これを何度も凌ぐのは正直無謀です。あと仁王立ち作戦を成立させるにはスカラがかかっていないとダメです。

何故仁王立ちしてもこれほどまでに低確率なのか。それは叩きつけを食らうと死ぬからです。ではどうすればいいのか。答えは簡単、叩きつけを食らっても死ななければいいのです。大防御をすれば叩きつけを食らっても生き残ることができます!

 

……ってピエールが大防御をしたら両手の攻撃がバーバラぶちすけに飛んできて結局死ぬんじゃないの? と思うかもしれません。しかし実はそんなことは無いのです。鍵は左手の集中攻撃特性にあります。

実は左手には一度ターゲットを決めれば延々とそいつを殴り続けるという性質があります (DS版のみ) 。つまり最初の2ターンにでもピエールのみを外に出してアストロンをすることで左手のターゲットをピエールに向ければ、3ターン目の (叩きつけ以外の) 左手の攻撃は必ずピエールに飛びます。

そして本体のメラゾーマですが、これも第2形態ラストで張ったマホターンが効いてきます。これにより本体のメラゾーマは必ずピエールかバーバラに飛びます。バーバラのHP85で、メラゾーマのダメージは6585なので最大値を引かなければ耐えられます。最大値なんてめったに引かないのでここはほぼ心配する必要はありません。命の木の実を3つバーバラに振ったのはこのため。

これの意味するところは、つまりちょっと工夫するだけで仁王立ちなんてせずとも、攻撃は勝手に飛んできてほしいキャラに飛んでくるということです。すなわち仁王立ちをせず大防御をするという暴挙も十分に成立するわけです。

 

ただ、まだ脅威は完全に去ったわけではありません。右手の攻撃はさすがにランダムに飛んできます。これがバーバラやぶちすけに飛んだら終わります。ただ、右手の攻撃を耐える鍵となるのもやはり大防御で、最も確率が高い叩きつけをもピエールならば受けきれることができます。他の攻撃は言うまでもなし。ぶちすけが1/4で打撃回避をすることも考えると (左手の叩きつけ率も考えて) このターンの突破率は28%程度はあります。ちなみに波動来たら負け。

 

仁王立ちした場合と比べて3%しか増えてねーぞと言われそうですが、実は大防御が真に優秀なところはそこではない。仁王立ちだと確かに爪メラゾーマ正拳と来ても耐えられるのですが、受けるダメージがかなり大きく、120ダメージ程度は食らうことになります。ということは勇者の自然回復を入れてもHP40減るということになります。今回は速攻で両手を潰すために全力で攻撃に向かう必要があり、回復に手を割いている余裕はない (ちなみにアストロンしたターンは自然回復は発動しません。波動受けたら発動するけど、スカラが剥がれるのでダメ) ので、大防御によってダメージが大幅に減り、ターン終了時に全快できるという効果は大きいのです。更に大防御しているのだから、スカラを唱える必要もないというのも魅力的です。

 

さてさて、ピエールが大防御している陰からバーバラとぶちすけは山彦イオナズンで攻撃します。ダメージは右560、左420

 

・凍える吹雪のターン1回目

そのままだと本体の波動が飛んできます。波動が飛ぶとぶちすけのマホターンが剥がれて次のメラゾーマが危うくなります。ここはピエールのみを外に出して大防御する一手です。無理にこのターンに攻撃を仕掛けようとすると勝率が大幅に落ちます。叩きつけも大防御貫通ではないので100%安全です。ちなみに本体はこちらに補助効果がかかっていないと波動を使ってきません。ピエールにはご存知の通り補助呪文が一切かかっていないので本体は波動を飛ばして凍える吹雪を行います。凍える吹雪は大防御を貫通しますが、受けるダメージは6080、余裕で耐えられます。

 

以降はピエールのみを外に出してアストロンを連打します。とにかくAパターンのメラゾーマのターンを再び待ちます。右手→本体という行動順で波動を打たれたらさようなら。間違えてバーバラ単騎とかでアストロンしちゃうと左手がバーバラを狙い始めて破綻するのでダメ。

 

・メラゾーマのターン2回目

ここでも叩きつけ以外の左手の攻撃はピエールに飛び、メラゾーマはぶちすけ以外のどちらかに飛びます。本当はここもピエール大防御としたいところですが、両手を潰すためには8回攻撃しなきゃいけないのに常に1人が身を守っているのではメラゾーマのターンを4回迎える必要があります。こうなるとぶちすけのMPの問題が避けられず、結局長期戦になって勝率はかなり低くなってしまいます。ここからはピエールも攻撃に参加します。233と攻撃することでメラゾーマのターンを3回迎えるだけで両手が落ちます。

 

しかしピエールが攻撃参加を阻むのがやはり右手です。右手の攻撃力は330あり、生身ではその攻撃にはとてもじゃないですが耐えられません。しかし我に秘策あり。右手の行動には1つだけ、パーティーの耐久力に関係なく確実に耐えきれる行動があります。そう、ここは右手の凍てつく波動が来ることを祈ります。ぶちすけのマホターン、まだ残っていますよね? これに反応して右手が凍てつく波動を使ってくれる可能性があるので、後はそれに賭けるのみです。ちなみにマホカンタだとダメです。理由はマホカンタはターン経過で効果が切れるから (DS版のみ) 。馬車内に引きこもっていてもターン経過はするのでマホカンタだと2回目のメラゾーマが来るまでに効果が切れてしまいます。マホターンは永続するので波動が来ない限り切れることはありません。習得時期 (魔法戦士★4 vs 魔法使い★8) が示す通り、実際にマホターンはマホカンタの上位呪文だった!

 

こちらの行動はぶちすけのMPの問題、ピエールは山彦の帽子がないことを考えると、ピエールがジゴスパーク、バーバラが右手に山彦ギガデイン、ぶちすけが輝く息となります。これでダメージは右1430、左890

バーバラは決して山彦イオナズンを打ってはいけません。誤ってこれを打つと左手へのダメージが1000を超え、右手にベホマラーを打たれてしまいます。今回はダメージが超ギリギリなのでベホマラーを打たれたら終わります。

 

・凍える吹雪のターン2回目

ピエール単騎大防御

 

・メラゾーマのターン3回目

左手の攻撃は依然として叩きつけ以外全て受けることができます。今度は本体のメラゾーマが脅威です。さっき右手がマホターンを剝がしたためぶちすけに直撃する危険があります。というわけでメラゾーマを乗り切る確率は2/3です。左手が叩きつけをしないという条件もあるので、左手と本体の攻撃を乗り切る確率は1/2

 

もっと大変な事実があります。それはもう右手は凍てつく波動を使ってくれないということです。さっきマホターンが剥がされたためこちらには誰1人としてもう補助呪文がかかっている者はいません。

右手対策はここまで大防御、波動決め打ちと続きましたが、さすがにもう万策尽きたかに見えます。しかし我に第3の秘策あり。いかに攻撃能力に優れた敵であっても行動さえさせなければ何も怖くありません。右手のHPは残り270で、山彦イオナズンのダメージは280……。

 

そうです。右手が行動するよりも先に星降る腕輪を装備したバーバラの山彦イオナズンが入り、右手が落ちます。ただバーバラの素早さは星降る腕輪装備だと136あり、素早さ70の右手にはほぼ確定で先制できるのですが、逆に素早さ170の左手にすら1/4弱の確率で先制してしまいます。ここで左手にすら先んじてイオナズンを打ち、左手がそれに反応してザオリクなんてすると台無しなので、ここは疾風のリング装備で素早さ98とし、左手→バーバラ→右手の行動順となる確率を高めることにします。ちなみに素早さ98でも右手には9割弱先制できます。というか行動順よりもむしろダメージがちょっとでも低いと右手は生き残ってしまうのでそっちのほうが怖いです。

 

 

さて、右手はもういいのでピエールはギガスラッシュ、ぶちすけは山彦ギガデインを左手に打って全力で倒しに行きます。これで左手の残りHP120となります。ところが右手が死んだので次左手に行動を許すとザオリクされて終了です。……ということは?

 

・凍える吹雪のターン3回目

そうです。次のターンはピエールとバーバラで捨て身です。これで左手が落ちます。ただ本体の行動は波動が飛ばされて凍える吹雪なので、ダメージが足りそうならば捨て身の代わりに疾風突きにすると良いです。これなら凍える吹雪にも確定で耐えられます (捨て身だと高乱数で死ぬ) HPMPの高いバーバラが死ぬのは望ましくないので、ぶちすけは身代わりでバーバラをかばい、代わりに死んでもらいます。バーバラが疾風突きをする場合はこの必要はなく、ぶちすけは馬車内に退避すればよいです。ともあれ、これで両手が落ちます。

 

 

両手が落ちればほぼ勝利確定です。大抵はピエールとバーバラが生きているので、アストロンでメラゾーマのターンを待って追い風と世界樹の葉を使って波動誘発しつつ蘇生させて、次のターンに全員で祈りの指輪を使って立て直します。バーバラしか生きていなくとも、バーバラはメラゾーマに耐えるのでMPさえ切れなければ立て直せます。とりあえずピエールを生き返らせて、2人とも吹雪には何とか耐えるのでここで祈りの指輪を使うと良いです。怖いのはMP切れであり、ここまでで消費したMPはピエール45、バーバラ45、ぶちすけ14。アストロンでの待ちも考えるとピエールは70くらい消費しているでしょう。第3形態突入時点ではMPはピエール80、バーバラ70あたりは欲しいです。マジでMPがなくなったら仕方ないのでBパートでもピエール仁王立ちバーバラ祈りの指輪で何とかなることを祈ります。ピエールはメラゾーマイオナズン火柱には割と耐えきってくれるので大抵は何とかなります。

 

MPさえチャージできれば勝利確定。Bを全部アストロンで避けて、メラゾーマ波動凍える吹雪のターンに適当に灼熱や山彦メラゾーマを叩き込んでいけば勝利は目前です。波動誘発にはメラゾーマのターンに追い風でも使うのがMPを使わなくて良いですが、MP切れててメラゾーマ飛ばされて一気に吹雪まで行ったりすると怖いですから、波動のターンにマホターン (永続) を使ったりしていました。

なお、ピエールが割と耐えるからってBで仁王立ちさせるのは無謀で、もし本体のHPが半分を切っておりマダンテなどとされると一瞬で壊滅するので安定してからはBは全部アストロンで避けるようにしましょう。B仁王立ちはあくまで最終手段です。

 

勝率は12%程度です。これなら現実的に何とかなるでしょう。

 

 

まとめ

・左手対策:集中攻撃をピエールに向ける 本体対策:ぶちすけにマホターン 右手対策:ターンごとに変わる

・メラゾーマのターンが来るまではピエール単騎でアストロン

1回目はピエール:大防御、ぶちすけ:イオナズン、バーバラ:イオナズン。右手の攻撃は大防御で何とか受ける。波動来たら終わり。

2回目はピエール:ジゴスパーク、ぶちすけ:輝く息、バーバラ:ギガデイン→右手。右手の攻撃は波動が来ることを祈ることで何とか凌ぐ

3回目はバーバラの装備を疾風のリングにしてイオナズン。これで右手が落ちる。ピエール:ギガスラッシュ、ぶちすけ:ギガデインを各々左手に。

・メラゾーマターンの次はピエール単騎で大防御。右手が落ちた次のターンはバーバラとピエールで捨て身をして左手を落としに行く、ぶちすけはバーバラを身代わりでかばう。

・本体のみになったらほぼ勝ち確定。気を抜かずアストロンで様子見しつつ隙を見て祈りの指輪でMPを回復させる。MPチャージさえしたら今度こそ勝利確定。

 

・反省点

反省点、というよりは叩きつけで1人殺されたときのリカバリー法があったのを忘れてた。単純明快で、メラゾーマターンにピエール (落ちてたらバーバラ) 大防御でもう1人が葉。

左手の打撃と本体のメラゾーマはピエールに飛ぶので残るは右手の攻撃のみ。で、これは4割程度はピエールに飛ぶので蘇生できる公算は高いです。

バーバラが落ちた場合は先制で攻撃を打ててる公算が高いので問題ないですが、ぶちすけやピエールが落ちてた場合は打つはずだった攻撃が打てていないため凌ぐべきメラゾーマターンがもう1回増える。

ただ、打てなかった者以外の2人は自由行動ができるので馬車に引っ込めたり大防御したりなどで凌ぐ確率を高めることができる。

これも考慮したら勝率は3%くらいはあるんじゃないかなあと思います。実際には理想パターンで勝てたわけですが……。

  おわりに

右手が強かった……。攻撃力330で更に叩きつけ波動正拳突きと何されてもヤバいという。スカラ使わないと無理だなーと思っていたのですが、波動されると終わるのでいかんともしがたい感じ。

結局スカラ使わずに3ターン何とか耐えきれる方法を編み出せたのには満足しています。マジで当初はスカラ仁王立ちで4ターンくらい凌ごうかなーなんて考えていましたから。その後いろいろな案が浮かんでは消え、最終的にこれに落ち着きました。

まあ動画見ても結局やってることは敵の攻撃が緩いことを期待しつつ強烈な攻撃をガンガン叩き込むだけにしか見えない…… というか実際そうなんですが、これを成立させるための背景もちゃんとあるんですよってことも知ってほしい。各種攻撃にもちゃんと意味があるんです。右手を先に落とすためにジゴスパークよりも山彦イオナズンを優先。ぶちすけは消費7の攻撃は2発しか打てないので輝く息を1発打つことで何とかMPをもたせる。ベホマラーされないようにイオナズンを打ちすぎず先に右手に山彦ギガデイン。右手倒す→捨て身で左手倒すっていう策だけでも考え付くのにかなーーり時間かかってます。

 

ベホマラー誘発とかも策としてはあった。でもジゴスパーク4発打ってようやく使い始めるし、攻撃が緩くなるよりも撃破が遠のく効果のほうがかなりマイナスだと思ったので実現には至らず。後は左手の追い風誘発もあったんだけど、左手には集中攻撃特性があるという事実だけで対策が完結したので没。

 

あと第1形態と第2形態は軽く流すつもりだったのに、実際やってみたら相当負けたので結局かなり試行錯誤を繰り返す羽目になったというね。机上だけで考えた案なんてどっか行っちゃいました。

 

倒してからわかったこと。バーバラは祈りの指輪を他の2人よりも圧倒的に多く使うので2つともぶっ壊れるというのも十分にあり得ます。つか壊れた。もう両手潰してからだったからよかったものの、第2形態とかで使い潰して大いに困るなんて事態になったらどうすればいいんだろう。ここまで来て砂?

 

 

更新案。クリア後要素ありならはぐれメタルがLv.1なのでどうとでもなる。というのもはぐりんに命20振ってドラゴン職にしたらHP165になるので後は深く考えなくても勝てるでしょう。なんせこいつメタルキングシリーズで固めたら守備力770ですから。下手したらLv.1ひとりで勝てるんじゃないか。

  動画

https://www.youtube.com/watch?v=f0up8JAA2tg

 

ちなみに3DS偽トロで録画してます。エミュじゃないよ。デビット3000体狩りはマジでやりました。5年放置した原因はこれにある。

終盤挙動不審なのは手が震えてたから。それでも両手落としてから10分もかかるなんて……。

  参考文献

ドラクエ6 スライムレベル1のみでデスタムーア撃破:やっぱりドラクエ6低レベルと言ったらこれですよね。第2形態の戦い方はこれを大いに参考にしました。あと、3人で挑もうと考えたきっかけもこれだったりします。

ドラクエ6幻の大地 DS 攻略 組長式:右手左手の行動比率を参考にしました。

DS版ドラゴンクエスト6完全攻略D-navi:種、木の実の場所。職業と熟練度とかの基本的なデータを参考にしました。

 

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